第3回 小山耕一 個展 |
イギリスの陶芸家「ルーシー・リー」研究家
小山耕一先生の個展が開かれています。
イギリスを拠点に活動した
オーストリア出身の陶芸家、
ルーシー・リー。
個展会場の「インテリアアクア」では、
ルーシー・リーの制作の様子の
DVDを見ることが出来ます。
1995年に93才で亡くなるまで
みずみずしい感性で作陶したルーシー。
20世紀を代表する陶芸家であり、
イギリスの近代陶芸の巨匠バーナード・リーチと
並び称される存在。
近年その評価はますます高まりつつあるそうです。
そんなルーシー・リー研究の第1人者、
小山耕一先生。
小山先生の東京講演会には
はるばる遠くから高い交通費をかけ
聞きに行った方もたくさんいたとか。
1時間前に定員オーバーになる程の人気で、
入りきれなかった人たちも大勢いたそうです。
小山耕一先生は、ルーシー・リーの残した
釉薬ノートの解読・復元を
国立近代美術館と共に行っています。
そして、自分の研究の成果を
惜しげもなく、全てオープンに公開してしまいます。
陶芸家といえば、 ロクロを回して制作するイメージ。
でも、実は科学的な知識も必要で、
新しい釉薬レシピ作りなど、
勉強と実験の繰り返し。
新しい釉薬ができたら、
テストピースを焼き、
また別な成分を加え、改良し・・・。
「アトリエPOMME」土居洋公も、
マーメイドブルーのトルコ青釉を作りだすのに、
何年も試行錯誤を繰り返しました。
釉薬レシピを気軽に公開してくださる小山耕一先生が
みんなに崇められるのも当然です。
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「インテリアアクア」での個展は、17日(木)まで。
時間 11時~18時(最終17時)
ブロンズ釉、ルーシーリーの技法を用いた作品などが
展示されています。
どうぞ覗いて見てください。
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