2月12日(日)に開催される短編映画上映会では
「cafe & bar SUKANPIN」オーナー後藤ゆうすけさんセレクトの
8作品が上映されます。
絵本にもなった3作品については
前回のブログで紹介いたしました。
今日は後藤さんが書いてくださった作品紹介の中からその他の5作品について紹介致します。 |
☆『階段を降りるモナリザ』 ショーン・C・グラッツ/アメリカ/1991年/7分
絵画のパノラマが繰り広げられる本作は、構想に8年・制作に2年半かけた作品。
作者の制作への執念であり、史上初の「動くギャラリー」といっても過言ではないだろう。
95年オスカー受賞作。
☆『四つの部屋と六人の打楽器奏者のための音楽』 シモーネン/スウェーデン/2000年/10分
映像に対する作者の「良質なセンス」というものは、ストーリーの「収まりの悪さ」をも
凌駕してしまうという稀有な例。編集が全てだが、その緊張感を感じさせない巧妙さ。
白の路 日本 2003年 |
☆『白の路』 村田朋泰/日本/2003年/14分
成長した男は、幼い頃の自分が交錯する思い出の地へとたどり着く。
幼馴染の女の子、 飼っていた犬など・・・。
それらが去ってしまった今では郷愁を胸にしまうのみ・・・。
幼馴染の女の子、 飼っていた犬など・・・。
それらが去ってしまった今では郷愁を胸にしまうのみ・・・。
飲みすぎた一杯 チェコ/スロバキア 1953年 |
☆『飲みすぎた一杯』ブジェチフラス・ポヤル/チェコスロバキア/1953年/19分
ナチに占領されていた第二次世界大戦の終了からわずか8年。監督の持てる技術力と創造力を
駆使して作られた本作は、世界の映像作家に多大なる影響を与えた。当時としては
カラーフィルムでさえ、かなりの貴重品だったというのに!その覚悟、しかと見届けてください。
☆『色彩幻想』ノーマン・マクレラカン/カナダ/1948年/7分
ダイレクトプリントやスクラッチなどの原始的な手法により、躍動感のある奇跡的な
音楽の視覚化が実現した。ピカソを大絶賛させた本作は、映像を勉強する人達は
必ず学校で見せられる名作中の名作。3部構成になっていて、ピアノはオスカー・ピーターソン。
なかなか見る機会のない短編映画。
ぜひお誘いあわせて
ご来場ください。
なかなか見る機会のない短編映画。
ぜひお誘いあわせて
ご来場ください。
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