2014年1月17日金曜日

やなせたかしさんの絵本



札幌駅「紀伊国屋書店」で見つけた像です。
電子ブックを読む二宮金次郎。おもしろいですね。


祖母が歌っていた「二宮金次郎」の歌を、ふと思い出しました。

「芝刈り 縄ない 草鞋を作り、親の手助け 弟を世話し
兄弟なかよく 孝行つくす・・・・」

PCで検索してみたら、正確な歌詞が出ていました。


分からない事が何でもすぐに調べられてしまう今の時代、ありがたいですね。


「目的の本」を買い求めた後、久しぶりに絵本コーナーに立ち寄ってみました。



先日お亡くなりになった
⇒ 「やなせたかし」さん の追悼コーナーがありました。

子どもたちが幼いころ、何十回も読んだ「アンパンマンシリーズ」。
歌ったり踊ったりしながら、無邪気に楽しんだものです。
追悼コーナーには、初めて見かける新しいキャラクターもたくさんありました。

⇒ 「アンパンマンに登場するキャラクター」

明るく元気いっぱいのイメージがあるやなせたかしさんの本。

でも、やなせたかしさんの本には、悲しみを描いたものもあります。

 「やさしいライオン」 「チリんのすず」を読む度に、いつもしょんぼりしてしまった子どもたち。
でも、また、しばらくすると「読んで!」とせがむのです。

悲しくなると知っているのに、何度も読みたくなる本でした。


人の世は複雑で、悲しみもあるのだということを幼い心に教えてくれた本です。


「かなしみは だれでも もっているのだ。
 
 
 わたしばかりでは ないのだ。
 わたしは わたしのかなしみを こらえていかなきゃならない。」

そう気づいて なげくのをやめたでんでんむし。

新美南吉 「でんでんむしのかなしみ」の本を、また読み返してみたくなりました。

こちらの本の事については、また次回にしますね。


0 件のコメント:

コメントを投稿