「相変わらずお忙しいのだろうなあ?」
いつも来てくださる方々の事、考えながらのDM発送作業が昨日終わりました。
まだまだ窯出し、作品選定、箱詰めと仕事は続きますが、まずはほっと一安心。
「作風が変わりましたね。」
そうおっしゃりながら、作品をひとつひとつを手にとって眺めながめるTさん。
大同ギャラリーで個展を開いていた最初のころからいつも来てくださっています。
まだまだ駆け出しの若い作家だった頃にも、こうして応援し、励ましてくださる方々がいました。
そんな方々に支えられながら、ここまでやってくることが出来ました。
そして、いつの間にか親子二人での二人展になりました。
しあわせな事ですね。
作風の違いの一番の要素、粘土の違いについてちょっと書いてみますね。
「磁器粘土と陶器粘土について」
焼き物は大きく分けて「陶器」と「磁器」にわかれます。
違いは材料。一般的に陶器は土もの、磁器は石ものと呼ばれます。
土ものは主に粘土を原料とし、石ものは陶石と呼ばれる石の粉に粘土を混ぜたものが原料です。
材料が違うため、特徴が異なり、取り扱い方にも違いが現れます。
陶器は、吸水性があるので、水分をしっかり取って乾燥してから収納します。
磁器は、拭き取ってすぐに収納できます。
陶器は、熱しにくく冷めにくい特徴があります。
磁器は、熱しやすく、冷めやすいのが特徴です。
陶器は衝撃に弱く、手荒に扱うと欠けてしまったりしますが、磁器はとても丈夫です。
磁器は、拭き取ってすぐに収納できます。
陶器は、熱しにくく冷めにくい特徴があります。
磁器は、熱しやすく、冷めやすいのが特徴です。
陶器は衝撃に弱く、手荒に扱うと欠けてしまったりしますが、磁器はとても丈夫です。
今、「Atelier POMME」で使っている粘土は、半磁器粘土。
陶器の持つ温かな風合いを持ちながら、磁器の丈夫さも併せ持つ粘土。
吸水性もなく、衝撃にも強いのでめったなことでは、割れたりしません。
この粘土に行きつくまでには、いろいろ試行錯誤の日々がありました。
さて、そのお話は、また後日。
今日は、これからわくわくドキドキの窯出しです。
最近リクエストの多いピンク釉がたくさん入っています。
万里子作 |
万里子作 |
万里子作の人形も無事に焼き上がりました。
東京に戻って、陶芸修行生活を始めている万里子にもさっそく写真を送りました。
東京は今、桜の真っ盛りです。
0 件のコメント:
コメントを投稿