2013年10月16日水曜日

イギリスの陶芸家 「ルーシー・リー」を 紹介します



「窯を開ける時はいつも驚きの連続」。

1995年93歳で この世を去った

ルーシーリーの言葉です。


時代や人種を超えて、

今も愛され続けるルーシー・リー。


ルーシー・リー


イギリスの陶芸家





独特の制作スタイル



生涯を陶芸にささげた人生



ルーシーリー研究家、

小山耕一先生のDVDを、

昨日、一昨日と

しっかり2回視聴。


映像のルーシー・リーは、

もうかなりの晩年。

80歳を過ぎた

かわいいおばあさんという雰囲気。




でも、制作に勤しむ姿は、

とても楽しそうで、

ゆったりとした動きもきれいでした。



一番印象的だったのは、

焼き窯の中に

身を投げ出し

底の深い大きな窯から、

焼き上がった陶器を取りだす場面。


ひとつひとつ丁寧に、

楽しそうに・・・。


でも、見ていてとても怖いのです。


窯の縁にお腹を置き

上半身は窯の中。

足は空中に浮かんでいます。



深い窯の中に頭から

落っこちてしまいそうな

ルーシー・リー。


途中で「ハンス・コパー」が足を押さえて

助けてくれたのでほっと一安心。

「ああ、よかった!」

つい笑顔になる

ほほえましいたシーンです。


実力者「 バーナード・リーチ 」

認められなかった事もあり、

なかなか陶芸家として

認められなかったルーシー・リー。



熱烈なファンはいても、

65歳くらいまでは、

とても苦しい生活だったようです。


そんな中で、悩み、迷いながらも、

自分のスタイルを見つけ出し、


時代を超えた作品を作ったのですね。




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ルーシー・リーに憧れて

作陶にその技術を取り入れる作家が

数多くいるようです。


伊勢丹新宿店では、

今月23日から

ルーシーリーに魅せられて

その作風を取り入れた作家たちの

展覧会、

「ルーシーリーにあこがれて」

開催されるそうです。

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 小山耕一先生が復元した 

ルーシー・リーの器。



DVDを見る機会をくださった

「小山耕一先生」 

ありがとうございます。



北海道陶芸会45周年記念」

 旭川展 2日目。

霙と雪との

大荒れのお天気だったようです。

明日は何とか

お天気が回復してほしいものです。

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